日暮央氏からのコメント

通常版新規パッケージアートに込めた思いやこだわりポイントについて

新規パッケージアート（キービジュアル）の制作にあたり、まず、当時のプレイヤーの皆様の思い出、開発に携わられた皆様が込められた想いをないがしろにするようなことがあってはいけない、と考えました。
当時の制作データを開き、当時の私が何を想って描いていたかを思い出すところから作業は始まりました。色々思案しました結果、当時よりも優れた絵を描こうとするのではなく、ファンの皆さまの思い出に寄り添える絵を描くことに目標を定めて制作を進めました。
同時に、令和の世に初めてバテン・カイトスを遊ぶ、という皆様にも受け入れて頂ける絵である必要もありました。当時と比べると私の絵柄もかなり変わってしまっています。ＢＮＥ様、モノリスソフト様に御意見を頂きながら、キャラクターの印象のどこを維持し、どこに現代風エッセンスを含ませるかにもかなりの時間を割きました。

限定版ボックスアートに込めた思いやこだわりポイントについて

通常版パッケージアートでは描写が小さくなってしまったシェラとミリィアルデを大きく描いてあげつつ、通常版パッケージアートよりも柔らかい印象に仕上げました。

ファンの方へ一言

とても長い間、バテン・カイトスの新しい展開を望んでくださる皆様の御声が私のほうにも届いておりました。私もまた、この作品の新しい展開を待ち望んでいたファンの一人です。
「リマスター」の機会にこの度立ち会うことが出来、感無量です。
ファンの皆様とまた一緒に冒険の旅に出られる日を楽しみにしています。